エクメネの地図と迸る妄想群

風花様に許可を得て、『空の樹人』の世界、エクメネの地図を改造しました。

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全体的な記号の意味するところ

 山や川、森などは図で示している通りです。
 山や森、湖については、ほぼ原作に忠実な配置としています。
 大陸の形もあまり変更しませんでしたが、川については人工河川を除き、オリジナルで設定させていただきました。

 赤茶色の四角や丸といった人工的な記号は、街を表します。
 原則的に、記号が大きく派手であればあるほど、その街は大きいか、重要な役割を持ちます。
 この地図で一番立派なアイコンを持つ都市は、大陸一つを版図に持つ、ティディール王国の首都です。
 次いでティディール王国の重要都市と、世界でも類を見ない大規模交易都市であるヴェルディア大陸のトロンヘイムが同じアイコンで示されています。
 アルキア大陸は戦乱で荒れている為、国の首都であってもティディール王国の中堅都市やヴェルディア大陸の都市と同じ規模のアイコンしか使用されていません。
 最後に、小さな丸が一般的な都市を表しています。
 なお、ティディール王国首都、ディアローゼ、トロンヘイム以外の都市は全てオリジナルで設定しており、原作の設定とは異なっている可能性があります。

エスディア大陸(ティデール王国)妄想

 ティディール王国は大陸一つを統べるほどの大王国です。
 大陸を横断できる長さの人工河川を作り上げる国力から考えて、恐らくは現在のエクメネで最も大きな都市は、その首都ではないかと妄想しました。
 また、国の大きさの規模からして、首都だけが大きな都市であるとは考えづらく、恐らくは公爵相当の貴族(ただし、貴族がいるという設定が既に妄想)が治める副都が数ヶ所あるのでは?と想像。
 副都は重要な土地にあり、更に王国が暴走しないよう、互いに牽制しあうような位置取り……と妄想して、人工河川の南北の河川都市と、東の山岳都市を設定しました。
 このうち、北の河川都市は海にも面して港を有する漁業都市、南の河川都市は森の恩恵と平地の実りを享受する農業都市、東の山岳都市は工業都市なのかなぁとか、変な妄想が大爆発。

 なお、ディアローゼについては、正直どの規模の都市にするか迷いましたが、原作の地図にも載っている事、ヴェルディア大陸の一大交易都市トロンヘイムが対岸に存在することなどから、副都と同規模の扱いとさせていただきました。
 副都レベルの重要都市に次ぐ、いわゆる中堅都市については、人の集まりやすい川沿いや河口、交易路になりそうな平原の中心などに設定。
 他、交易路を意識しながら一般的な街を配置しました。

ヴェルディア大陸妄想

 ヴェルディア大陸は、原作の地図からして平地よりも山が多い、実際には交易にやや苦労しそうな大陸という印象でした。
 主な交易路は大陸北の海路、或いは大陸の北半分と考え、都市は北に偏らせました。
 他の大陸と比較して都市間の距離が大きく、もう少し都市を配置しても良かったかなと思っています。
 今後、ひっそりと都市を増やす可能性の高い大陸です。

 なお、大陸一、世界でも類を見ないであろう大規模交易都市トロンヘイムについてですが、原作地図では平野を1つ独占するほどの広さの(原作より引用するならば、『小さな国のような規模にまで拡大している』)都市で、アイコンよりもずっと大きな面積を有しています。
 これについては、アイコンではなく大規模な街のみをイラストで描く地図を作る機会があれば、しっかりと表現したいところです。

アルキア大陸妄想

 大陸の目、というなかなかに面白いネーミングの湖があるため、悪乗りして、大陸の北半分を人の横顔っぽくしてみたのは公然の秘密です。

 大陸の北半分を大森林に覆われ、南東を山地に取られ、それでも平野部分は一応エスディア大陸の平野よりも広い筈なのに、小国密集の所為でごっちゃりした印象。
 一応、首都マークを8つほど作りましたが、きっと恐らくこれは中規模まで成長した国のもので、実際はもっと多くの都市国家みたいな国も存在していると妄想。
 最も治安が悪く、都市が発展する余裕もないだろうということで、小都市アイコンばかりとなっています。


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