オラクルカードで創作小説を占う
オラクルカードは、直感的なメッセージを受け取るためのカードです。タロットのような統一された体系がなく、デッキごとにテーマ、枚数、絵柄、メッセージがまったく異なります。天使、動物、女神、自然、抽象概念——好みのテーマのデッキを選んで使います。
タロットほど複雑な読み方を必要とせず、カードのメッセージやイメージから直接インスピレーションを受け取れるのが特徴。創作においては「今、この作品に必要なメッセージは?」「このキャラクターへの助言は?」といった形で、物語や執筆プロセスにヒントを与えてくれます。
タロットとの違い
| タロット | オラクルカード | |
|---|---|---|
| 構成 | 78枚(大アルカナ22+小アルカナ56)で固定 | デッキにより異なる(30〜60枚程度が多い) |
| 体系 | 統一されたシンボル体系がある | デッキごとに独自のテーマ・世界観 |
| 読み方 | 象徴の知識が必要、学習曲線あり | カードにメッセージが書いてあることが多い |
| トーン | 厳しいカードも出る(塔、死神など) | ポジティブ寄りのデッキが多い |
| 向いている問い | 状況分析、選択肢の比較、深い洞察 | 励まし、方向性、直感的なヒント |
どちらが優れているわけではなく、用途や好みで使い分けます。
わかること
- 作品や執筆に必要なメッセージ、助言
- キャラクターへの応援、導きの言葉
- 今の創作状況への気づき
- 物語に取り入れるべきテーマやモチーフ
- 行き詰まりを打開するヒント
- 作品の持つ雰囲気やエネルギー
必要なもの
- オラクルカードデッキ(物理カードまたはアプリ)
- 問いかける内容
デッキの選び方
絵柄で選ぶ
直感で「好き」と思えるデッキが一番。絵を見てインスピレーションが湧くかどうかが重要です。苦手な絵柄だとメッセージを受け取りにくい。
テーマで選ぶ
天使系(ドリーン・バーチュー系)、動物系(スピリットアニマル)、女神系、自然系、宇宙系など。書いている作品の世界観に合うテーマを選ぶのも手。ファンタジーなら神話系、現代ものなら日常的なテーマ、など。
メッセージの傾向で選ぶ
優しく励ますタイプ、ズバッと核心を突くタイプ、詩的で抽象的なタイプなど。自分が受け取りやすいトーンを選ぶ。
具体的なやり方
-
問いを心に浮かべる
「この作品に今必要なメッセージは?」「このキャラクターの本質は?」「執筆を進めるためのヒントは?」など。漠然としていても、心に何かを浮かべていればOK。
-
カードをシャッフルする
好きな方法でシャッフルします。問いを思い浮かべながら、「ここだ」と感じたら止める。飛び出したカード(ジャンピングカード)を採用する人も。
-
カードを引く
基本は1枚引き。複数引く場合は、それぞれの位置に意味を持たせる(現状/アドバイス/未来など)。
-
カードを読む
まず絵を見て感じることを大切に。次にカード名やメッセージ(書いてあれば)を確認。ガイドブックの解説も参考に、しかし最終的には自分の直感を優先。
-
創作に結びつける
受け取ったメッセージを、作品やキャラクター、執筆プロセスに当てはめて考えます。
創作向けの問いかけ例
| 対象 | 問いかけ例 |
|---|---|
| 作品全体 | 「この作品が読者に届けるメッセージは?」「この物語の核となるエネルギーは?」 |
| キャラクター | 「このキャラクターへの応援メッセージは?」「このキャラの隠れた強みは?」 |
| 執筆プロセス | 「今日の執筆に必要なことは?」「この行き詰まりを抜けるヒントは?」 |
| 展開 | 「次の場面で大切にすべきことは?」「この分岐点でのテーマは?」 |
| 発表 | 「この作品を世に出すときに心がけることは?」「読者との関係で大切なことは?」 |
複数枚の引き方
2枚引き:現状とアドバイス
3枚引き:状況・行動・結果
キャラクター用3枚引き
創作での活用例
例1:毎日の執筆前に1枚引く
「今日の執筆に必要なエネルギーは?」と問いかけて1枚。「Patience(忍耐)」が出たら「今日は焦らずじっくり書く日」と受け止める。そのメッセージを物語のどこかに反映させても面白い。
例2:キャラクターの声を聞く
動かしにくいキャラクターについて「このキャラが今言いたいことは?」と問いかける。「Freedom(自由)」が出たら、このキャラは物語の中でもっと自由を求めているのかも——と気づく。束縛からの解放を描く展開が見えてくる。
例3:作品のテーマを確認する
書き終えた作品について「この物語が届けるメッセージは?」と引く。「Transformation(変容)」が出て、確かにこの物語は変化を描いていたと再確認。あらすじや紹介文を書くときの軸になる。
例4:行き詰まりのヒントを得る
展開に迷って筆が止まった。「この先に進むために必要なことは?」と引くと「Trust(信頼)」。キャラ同士の信頼関係を描くシーンを入れよう、あるいは自分自身を信頼して思い切って書こう、と解釈。
Webで引けるオラクルカード
物理カードがなくても、Webサイトやアプリで引くことができます。
- ライトワークスのオラクルカード無料体験 - オラクルカードを無料で
物理カードの方が「引いた」感覚は強いですが、手軽さではWebも便利です。
LLMと一緒に使う
引いたカードの解釈を広げたいとき、LLMに相談できます。
プロンプト例
オラクルカードで「Patience(忍耐)」を引きました。今書いている小説は、主人公が復讐のために敵を追う物語です。このカードのメッセージを、作品のテーマや主人公のキャラクター造形、展開のヒントとして解釈するなら、どんな可能性がありますか?
プロンプト例(絵の描写から)
オラクルカードを引いたところ、「月夜に佇む白い狼」の絵柄でした。カード名は「Inner Wisdom」です。このイメージとキーワードから、私の創作(ファンタジー小説)に取り入れられるモチーフ、シーン、キャラクターの要素を提案してください。
Tips
- オラクルカードは「当てる」ものではなく「メッセージを受け取る」もの。正解を求めない
- ピンとこないカードが出たら、無理に解釈せず「今は受け取れない」でOK
- 同じ質問で何度も引き直さない。最初の1枚を信じる
- デッキとの相性がある。合わないと感じたら別のデッキを試す
- 解説書の意味に縛られすぎない。絵から感じた直感を大切に
- ネガティブに感じるメッセージも、創作では「そういうテーマを描く」と捉えれば素材になる
- 記録をつけておくと、後から見返したとき発見がある