創作小説を占ってみよう

あなたの作品を様々な占術で読み解くためのガイド

四柱推命で創作小説を占う

四柱推命(しちゅうすいめい)は、中国で生まれた最も精密な命術の一つです。生まれた年・月・日・時の4つの「柱」から、その人の性格、才能、人生の流れを読み解きます。陰陽五行思想を基盤とし、十干と十二支の組み合わせで運命を表現します。

占星術と同様に「生まれた瞬間」で運命が決まるという考え方ですが、西洋占星術よりも具体的な性格描写や人間関係の相性に強みがあります。創作においては、キャラクターの詳細な性格設定、キャラ同士の相性、人生の転機(大運)を考える際に非常に役立ちます。

わかること

  • キャラクターの本質的な性格、気質
  • 才能、適性、向いている役割
  • 強みと弱み、性格の陰の部分
  • 人間関係の傾向、相性
  • 人生の運勢の流れ(大運・年運)
  • 転機が訪れる時期

必要なもの

  • 生年月日(必須)
  • 生まれた時間(あるとより詳細に)
  • 四柱推命の命式作成ツール

基本の仕組み

四柱とは

生まれた「年・月・日・時」それぞれを「柱」と呼び、各柱に「天干」と「地支」が配置されます。

年柱 月柱 日柱 時柱
天干
地支

※ これは例です。実際の命式は生年月日時から計算します。

十干(じっかん)

天の気を表す10種類の要素。五行(木火土金水)×陰陽で構成されます。

五行
甲(きのえ)大木 乙(きのと)草花
丙(ひのえ)太陽 丁(ひのと)灯火
戊(つちのえ)山 己(つちのと)田畑
庚(かのえ)鉱石 辛(かのと)宝石
壬(みずのえ)大海 癸(みずのと)雨露

十二支(じゅうにし)

地の気を表す12種類。おなじみの干支です。

子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

日干(にっかん)が最重要

四柱推命で最も重要なのは「日柱の天干」=「日干」です。これがその人の本質、核となる性格を表します。

日干 イメージ 性格傾向
大木 真っ直ぐ、向上心、リーダー気質。頑固、融通が利かない面も
草花 柔軟、協調性、したたか。優柔不断、依存的になることも
太陽 明るい、情熱的、注目を集める。熱しやすく冷めやすい
灯火 繊細、知的、内に秘めた情熱。神経質、嫉妬深いことも
どっしり、包容力、信頼感。頑固、動きが鈍いことも
田畑 母性的、育てる力、現実的。心配性、自己犠牲的になりがち
鉱石・刀 正義感、決断力、戦う力。攻撃的、融通が利かないことも
宝石 繊細、美意識、プライド高い。傷つきやすい、こだわりが強い
大海 自由、スケールが大きい、知恵。とらえどころがない、流される
雨・露 優しい、直感的、癒し。繊細すぎる、影響を受けやすい

通変星(つうへんせい)

日干と他の干の関係から導かれる10種類の星。才能や行動パターンを表します。

通変星 意味 キャラクターへの活用
比肩 自我、独立、競争 一匹狼タイプ、ライバル意識が強い主人公
劫財 野心、行動力、波乱 野心家、ギャンブラー気質、トリックスター
食神 楽天、表現、食 アーティスト、ムードメーカー、食いしん坊キャラ
傷官 才能、反骨、鋭さ 天才肌、毒舌、権威に反発するキャラ
偏財 社交、流通、多趣味 商人、情報屋、人脈が広いキャラ
正財 堅実、蓄財、誠実 真面目な管理者、信頼できる相棒
偏官 行動、闘争、改革 戦士、革命家、荒っぽいけど頼れるキャラ
正官 責任、地位、秩序 指導者、エリート、規律を重んじるキャラ
偏印 知恵、独創、孤高 変わり者の学者、発明家、ミステリアスなキャラ
印綬 学問、庇護、伝統 学者肌、師匠キャラ、知識で助けてくれる存在

四柱それぞれの意味

時期 表すもの
年柱 0〜20歳頃 先祖、家系、社会との関わり、幼少期の環境
月柱 20〜40歳頃 両親、仕事、社会的な顔、青年〜壮年期
日柱 40〜60歳頃 自分自身、配偶者、本質的な性格
時柱 60歳以降 子供、部下、晩年、未来への願望

創作では、キャラの「幼少期(年柱)」「活躍期(月柱)」「本質(日柱)」「晩年(時柱)」と読み替えると使いやすい。

創作での活用例

例1:日干からキャラの核を決める

主人公を「庚(鉱石・刀)」に設定。正義感が強く、決断力がある戦士タイプ——でも融通が利かず、時に攻撃的になる。この二面性をキャラの核として物語を組み立てる。

例2:通変星で役割を決める

主人公の相棒を「食神」持ちに設定。楽天的でムードメーカー、食べることが好き——シリアスな主人公とのコントラストになる。チームに「偏官」の戦闘タイプ、「印綬」の知恵袋を加えるとバランスが取れる。

例3:命式の相性でカップリングを考える

Aの日干が「丙(太陽)」、Bが「辛(宝石)」。太陽と宝石は「丙辛干合」という特別な関係——惹かれ合うが、互いを変えてしまう関係。運命的なカップリングとして描ける。

例4:大運で人生の転機を設定

キャラの命式から大運(10年ごとの運勢)を見る。25歳で大運が変わる——ここで物語の転機を設定。「この年に何かが変わった」という過去設定にも使える。

例5:誕生日を逆算する

「冷静で知的だが反骨精神がある」キャラを作りたい。日干「辛(宝石)」+「傷官」が強い命式を探し、該当する誕生日をキャラに設定。設定と命式が一致して説得力が増す。

Webで命式を出せるツール

LLMと一緒に使う

命式の解釈を深めたいとき、LLMに相談できます。

プロンプト例

四柱推命でキャラクターの命式を出しました。日干が「丁(灯火)」で、月柱に「傷官」、年柱に「偏印」があります。このキャラクターはどんな性格で、物語の中でどんな役割を果たしそうですか? 強みと弱み、成長の方向性も教えてください。

プロンプト例(相性)

主人公Aは日干「庚」、相手役Bは日干「乙」です。四柱推命の観点から、この二人の関係性(相性、惹かれ合うポイント、衝突しやすい点)を教えてください。恋愛関係として描く場合のドラマポイントも知りたいです。

Tips

  • 日干(日柱の天干)がキャラの「核」。まずここを押さえる
  • 通変星はキャラの「才能」や「行動パターン」。複数あればそれだけ多面的
  • 時柱がわからない場合は、年月日だけでも十分読める
  • 五行のバランス(偏りや欠け)もキャラ設定に使える
  • 「干合」「支合」「冲」など干支の相互作用は、キャラ関係の設定に最適
  • 大運・年運を使うと「何歳で転機が来る」という設定ができる
  • Webツールで命式を出し、解釈はLLMに相談するのが効率的